猿田彦命(さるたひこのみこと) 古事記および日本書紀の天孫降臨の段に登場。 邇邇芸尊が天降りしようとしたとき、国津神の猿田彦が邇邇芸尊らの先導をし た。 鼻長は七咫、背長は七尺、目が八咫鏡のように、またホオズキのように照り輝いているという姿であった。 天宇受売命(あめのうずめのみこと)の夫神とされる。
日本武尊命(やまとたけるのみこと) 『古事記』では倭建命、小碓命、またの名を日本童男という。景行天皇の皇子で、仲哀天皇の父とされる。 小碓命は素手で兄をつまみ殺してしまう。そのことで小碓命は父に恐れられ、疎まれて、九州の熊襲建兄弟の討伐を命じられる。熊襲族の頭目川上梟帥を、少女に扮装し宴席に侵入して征伐した。 西方の蛮族の討伐から帰るとすぐに、景行天皇は重ねて東方の蛮族の討伐を命じる。東征の帰りに能褒野の地で亡くなった。死後白鳥となって、大和を指して飛んだ。